「有限会社あおやぎ住宅」について
有限会社あおやぎ住宅様は、岡山県津山市青柳地区を拠点に、在来工法の木造住宅・リフォーム・エクステリア工事を手がける工務店です。代表の常藤伸一さんは、大工として現場を知り抜いたうえで2級建築士の資格を取得し、お客様の要望をワンストップで叶えるプランナーとして地域に根ざした仕事を続けています。
今回は、代表の常藤伸一(つねとう しんいち)さんへのインタビューを行いました。
業務内容を教えてください。
在来工法の木造住宅の新築・リフォームを中心に、エクステリア工事(カーポート・フェンス・外構整備など)も行っています。
また、農業としてピオーネ・シャインマスカット・お米の栽培も手がけており、調理加工品の移動販売に必要な営業許可も取得しています。
会社の歴史・事業承継について教えてください。
父が平成元年に個人事業主として住宅業を始め、平成3年に有限会社として法人化しました。私が代表を引き継いだのは平成30年頃で、法人設立から数えると35年ほどになります。高校卒業後に職業訓練校で1年間学び、工務店に勤めた後、専属の大工親方のもとで約7年間修行しました。
その後、設計事務所を持つために必要な2級建築士の資格を30歳で取得し、お客様も私のもとに集まるようになったタイミングで父から代表を任せてもらいました。
強みや他社との違いを教えてください。
最大の強みは「ワンストップ対応」です。電気・水道・左官など約20社の協力業者と連携しており、お客様が個別に業者を手配する必要はありません。私がプランナーとして全工程を管理・調整します。
また、国産材を使った在来工法にこだわり、国産材利用推進の組合にも加入しています。さらに、ハウスメーカーの担当者は数年で変わることが多いですが、私たちは一生お客様の面倒を見ていく覚悟で仕事をしています。
仕事をしていてやりがいを感じる瞬間、
または心残りはありますか?
建物が完成したときにお客様から「イメージ通りにできた」と喜んでいただけることが、最大のやりがいです。一方で、予算の都合でお客様の要望をすべて叶えられなかったケースが心残りとして残っています。
家を建てることは一生に一度の大きな決断です。お客様が感謝してくださっていても、自分の中ではもっとやれたのではないかという思いが残ることがあります。
現状の課題と今後の展望を教えてください。
現状の大きな課題は、建材費・人件費の上昇による工事需要の減少と、従業員の高齢化です。今後は若い人材の採用・育成に力を入れ、建築・土木が難しくなったスタッフには農業部門で引き続き活躍してもらう仕組みを整えていきます。また、R8年度からは公共工事(入札)への参入も予定しており、住宅・農業・公共事業の三つを柱にこれからも津山の地で仕事を続けていきたいと考えています。