「株式会社杉山商会」について
「株式会社杉山商会」様は、国道181号線沿いにある津山市久米郵便局を北へ400m(津山市中北下1188−3)の場所にあり、金属加工、鉄筋溶接、ステンレス溶接等、折り曲げ、切断、溶接により食品カゴやエアコンの防護カバー、タオル掛けなどを少量ロット、多品種に対応しています。
今回は、代表の杉山昌宏さんへのインタビューを行いました。
創業のきっかけは?
昭和29年5月に初代が開業しました。私は3代目になりますので、この会社の代表になるとは思ってもいませんでした。当時は、設備会社の現場監督していましたから、ものづくりに転身で、初めてづくしのことが多く四苦八苦しながら頑張ってきました。
社員さんは何人ですか?
従業員は、現在7名で、社員が4名パートが3名です。
息子を含めた4名の役員と7名をあわせて11名体制となります。
長寿企業と思いますが、長く続ける秘訣は何でしょうか?
お客様に恵まれた事と、同業者が近隣にいなかったことでしょうか。一概に金属加工と言っても、当社のような、小ロットでお客様の要求に対応出来る加工は近隣になかったことが幸いだったと思います。
3代目を継ぐにあたり何か思いはありましたか?
先代からの要請により、とにかく、仕事を覚えることに夢中になっていました。現場の仕事を覚えるために、他の社員さんから教えを請うことで、懸命でした。その中で充実感がある仕事もいくつかありましたが、自分が加工した製品が問題なくお客様の仕様に合うことが嬉しかった。図面とおりで製造しても、微妙な曲がりや寸法は、なかなか出来なくて、苦労しました。また一番の失敗は、食品カゴの加工でステンレスのスポット溶接部分が錆びてお客様に御迷惑をおかけしたことでしょうか。当然、製品を補修しましたが、大きな出費となりました。
事業に関して展望はありますか?
現状は、お客様のご要望に応じた商品作りを手堅くおこないと思っています。今後4代目が新しい事業展開や、自社製品開発など若い世代の知恵に期待しています。(笑) 自社開発の新製品は、なかなか販路開拓等難しい問題がありますが、今後の成長に期待しています。(笑)それまでに現状維持が私の使命と思っています。
現状の仕事に追われ、なかなか新しい事が出来ませんが、着実に現在の仕事をこなし、業務改善を行い、次の行動が出来るようにしていきます。またご依頼等ありましたら、ご遠慮なくご相談いただければ幸いです。