
「株式会社プロスパー」について
「株式会社プロスパー」様は、JR坪井駅から徒歩5分(津山市坪井下56−1)にあり、精密電子機器の製造を始め、各種薄物素材の型抜き・生成、機能材料開発、販売。LED蛍光管の販売・取付工事を行っています。
今回は、代表取締役の池田 享史(いけだ こうじ)さんへのインタビューを行いました。

創業の経緯をお聞かせ下さい。
2007年4月3日に会社を立ち上げ、現在18年(2025年2月現在)になります。こちらの工場は、2009年に入札で購入しました。もうすでに出来上がっていた建物でしたから、内装や空調設備、電源関連、クリーンルームと当社の製品を製造する工場として使えるようにするのに、非常に苦労しました。会社名は、プロスパー(繁栄する)と言う意味で命名しました。
社長の趣味をお聞かせ下さい。
そうですね。走ることが好きなので、いろいろな大会に出場しています。既に60歳をすぎているので、健康作りが大切なので無理をせずに根気強く続けています。社員の方に強要しているわけではないので私一人しか走っていません。


この会社の概要についてお聞かせ下さい
特別、電子部品にこだわっている訳ではありません。雑貨もありますし車の内装もあります。また医療関係の製品づくりも行っています。プレス加工で抜けるものは当社でかなり対応が可能ですから、いろいろな取引先からオファーがあります。金型から作ると非常に高額なものになるので、特殊な刃を用いて整形する当社の技術は、さまざまな業種から需要があります。プラモデル等の製品づくりに携わったこともありますよ(笑)、安価に作れる技術は、専門の型屋さん界隈の口コミが広まり、いろいろな仕事や案件、試作とお話をいただくことが多いです。
御社がお客様のご要望に柔軟に対応できることについてお聞かせ下さい
そうですね、企業秘密もあるのですが、やはり製造するための機器に関して自社で開発・設計を行っている点でしょうか。製造するためには、色々な手順があります。こういった工程を含め、当社の専務が設計して、組み立てに必要な製造機器は、専門の業者に依頼しているものが大半です。 他社では実現できなかった超微細加工も弊社では対応できたので、依頼先が驚いていた事を覚えています。


弊社についてもう少しお聞かせ下さい
多方面からの仕事を受けるに当たり、当社独自の製造方法、また品質管理が現在のところ、非常に優位に機能していると思います。プレス加工にこだわらず、お客様の望む製品作りに携わったことが、更に当社の技術力を高めていると考えます。従業員も真面目な方が多いので、マレですが、納期に間に合わせるため無理な勤務に対応してくれていることにも感謝しています。色々な製品を製造しているので実際、製造現場をみていただければ驚かれると思います。
実際、製造現場で拝見すると、有名メーカーのマイクロファイバークロス等の製品を取り扱っていました。あまりにイメージしていたものと違ったので確かに驚きました。色々な製品の加工に携わるところは、一点特化の企業ではなく、柔軟性を重視する企業と感じました。今後どのような製品に携わるのか、非常に興味を持ちました。